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令和5年度 第40回 都中美大会 第3ブロック大会 YouTube配信について

2月7日(水)に実施される都中美大会 第3ブロック大会では、全体会の一部と、分科会の発表をYouTubeで配信いたします。
ご覧になる場合は、各URLをクリックしてください。

全体会
① 13:30~14:00
② 15:00~15:15頃

https://youtube.com/live/oYp-LcS5MbI?feature=share

分科会1「鑑賞から表現へ」
14:00~14:55
https://youtube.com/live/eB8SpgGi_5c?feature=share

実践発表①
「私が表現する理由 -あの日を忘れない-」
杉並区立和泉中学校 千野 希帆子

実践発表②
「絵画のナゾを究明しよう!」
 練馬区立北町中学校 西 比呂子


分科会2「生活や社会の中の美術」
14:00~14:55
https://youtube.com/live/npNy2q2KVV0?feature=share

実践発表③
「魅力を伝えるパッケージデザイン」
中野区立北中野中学校 重岡 いづみ

実践発表④
「折って、切って 〜自分で生み出す美しさ~」
杉並区立東田中学校 小豆澤 皓平


分科会3「主題を生み出すことについて」
14:00~14:55
https://youtube.com/live/eSBRS-7NRQs?feature=share

実践発表⑤
「共に過ごしたものを形に」
練馬区立南が丘中学校 中山 貴子

実践発表⑥
「感じる漢字☆ ~楽しい絵文字のメッセージ~」
練馬区立大泉北中学校 升岡 佳代



⑲講演

文化庁参事官(芸術文化担当)付教科調査官
文部科学省初等中等教育局教育課程教科調査官
国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官
平田朝一 先生 よりご講演いただきました。
講演の内容は「学習指導要領の趣旨を踏まえた授業づくり
~指導と評価の一体化~ 」です。

美術科の教員を志すきっかけを個々に振り返る機会をいただきながら、我々が美術教育を通し、子供たちにどのような力を身に付けさせるかというポイントを非常に分かりやすくスライド資料を用いてお話しをいただきました。

8⃣振り返り活動からの全体共有 

6つのグループを周り、自分のグループに戻ったあとは振り返り活動を行います。

ワークシートに沿って3つの項目について振り返り、全体共有のための発表者を選出します。

1⃣トーク中に印象に残った場面 2⃣トーク中に困った場面 3⃣授業にどう生かすか。グループの発表については要約し箇条書きで表しています。

Aグループ発表者 武蔵野市立第四中学校 奥秋あやか 先生

1⃣絵画の中の共通部分をテーマにして話し合いを深めた。協力的に進められた。2⃣話題が途切れた際にどのように対応するか。意見がかみ合うようにどう働きかけるか。3⃣作品を見る時間を長く確保する。生徒の実体を見極め変容をどう評価に結び付けるか。

Bグループ発表者 葛飾区立金町中学校 前原未早記 先生

1⃣対話型鑑賞の面白さを味わえた。2⃣発問の工夫を行わなくてはならない。対話を楽しむだけでなくそれを通して次の作品づくりにつなげる。3⃣評価の見取りをどうするか、評価材料をいかに集めるか。

Cグループ発表者 世田谷区立藤中学校 嶋田文 先生

1⃣未経験者が多かった。誰かの発言が基となり話し合いの内容が深まっていくことが分かった。2⃣話が詰まった時の対応方法。3⃣この経験を授業にどのように生かすか。

Dグループ発表者 世田谷区立烏山中学校 深見響子 先生

1⃣ファシリテーターの気持ちではなく生徒の言葉から話し合いを進めていく必要がある。作品の種明かし(情報提供)は必要か。2⃣作品を深く知る必要があると感じた。3⃣生徒にファシリテートさせてみるのもよいかもしれない。一年生に有効か。

Eグループ発表者 あきる野市立増戸中学校 畠田園子 先生

1⃣生徒の発言から授業が発展することがよく分かった。2⃣想定外の質問があった場合にどうすればよいか。話の進み方でトーカーのスキルが分かってしまう。トーカーの引き出しの重要性を感じた。3⃣教員のモデルを見せて、実際に生徒に経験させたい。

Fグループ発表者 大島町立第一中学校 福士咲希 先生

1⃣情報は小出しにエッセンスを残していく感じがよい。作品のタイトルを考えた生徒役の先生がいたのが印象的だった。生徒の生の声を引き出してみたい。2⃣鑑賞者とファシリテーターの関係性。沈黙をうまく活用する。3⃣鑑賞時間を15分程度長めにしたい。発言できない生徒への手立てを考慮する必要がある。

Gグループ発表者 奥多摩町立奥多摩中学校 鈴木明莉 先生

1⃣鑑賞者同士の深い学びにつなげるために導入時に工夫が必要と感じた。2⃣沈黙を恐れてしまう。3⃣言語化が苦手な生徒へワークシートを準備する。

7⃣グループワーク②

自分で考えたギャラリートークをグループで披露し、さらに学びを深めます。

2人一組で移動を行い、一人はファシリテーター体験、もう一人は記録係としてグループを巡回します。

次のグループに移動する時間が惜しいといった声もあがるくらいにギャラリートークは盛り上がっているようです。

ファシリテーターと鑑賞者が変わることにより、どのようなギャラリートークになるのか。これが今回の研修の大きな学びです。

残り時間はどれぐらいか。各グループのファシリテーターはタイムキーパー役となり、ギャラリートークがスムーズに行われるように働きかけています。