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⑳生徒作品を持ち寄って「学習指導要領と三観点での評価」の視点で行う協議・発表と講演の研修は終了しました

 生徒作品を持ち寄って協議する研修会が終了しました。参加された先生方は本研修での学んだことを子供たちの未来社会を切り開くための資質・能力の育成につなげていってください。

事後アンケートに関しては集計が終わり次第HPより共有いたします。

⑱グループワーク2および指導案ごとに

令和6年2月7日に行われる第40回東京都中学校美術教育研究大会第3ブロック(練馬・杉並・中野) 杉並大会の実践発表用指導案の検討会です。

研究主題に基づき、「なぜ、美術を学ぶのか」「主題を生み出すこと」「目標と内容、手立てが合っているか」という3点についての協議が行われています。

2グループを1つにして協議を行います。グループには授業者が入っているので、他者の意見を参考に授業案の改善につなぐことができます。

⑰情報共有

それぞれが得た情報をグループに戻り、共有する時間です。

自分が知らない情報を得ることができるため、相手の話に集中している様子が伺えます。

片づけてしまうのがもったいないぐらいの立派なギャラリーができています。

この後、昼食休憩に入ります。

⑯情報交換・交流会

他のグループの実践事例を共有する時間が始まりました。

気になる作品を巡り、授業者とコミュニケーションを取りつつ、自分の授業に落とし込むためには何が必要になるかをリサーチしています。経験年数に関わらず積極的に情報収集をしているところです。

写真を撮ったり、資料をもらったり、新たな刺激を受けている様子が伺えます。

⑭グループワーク1 生徒作品・実践事例紹介 協議

ファシリテーターが本日の流れを説明し。自己紹介をきっかけに準備した資料を提示しながら実践事例を紹介します。

紙芝居形式(手描きとデジタルが混在)の説明が行われ、生徒作品の展示をするグループや、互いに資料を交換しながら話し合い活動が深まっています。

やはり、実物があることで説明が伝わりやすかったり、実際に触れることで、さらに深い質問をする場面が見受けられました。

座っているだけでなく、実際に展示された作品を回りながら鑑賞するグループも出てきました。

自由度の高い話し合い活動です。タブレット端末をもってきている先生が多いと感じます。ICT機器の活用は着実に進んでいます。

⑬ファシリテーターの紹介です

ファシリテーターの皆さんは校務の合間に定期的に集まり、各自で準備を重ねてこられました。掲載順は写真左側からです。


A:世田谷区立桜ケ丘中学校 松尾英治 先生
B:杉並区立東原中学校 佐々木美緒 先生
C:調布市立第六中学校 本間豊 先生
D:江戸川区立葛西中学校 馬場恵以実 先生

E:東大和市立第一中学校 入門勇樹 先生
F:府中市立浅間中学校 榊原晶子 先生
G:江東区立辰巳中学校 高沢健太郎 先生
H:国分寺市立第一中学校 小林奈央 先生

I:葛飾区立立石中学彩恵 伊達彩恵 先生
J:調布市立第三中学校 荒井千尋 先生
K:国立市立国立第二中学校 長尾菊絵 先生

本日のために定期的に集まる機会をつくり、各自で準備を重ねてこられました。本当にお疲れさまでした。

⑫持ち寄り研修開始 まずは開会の挨拶です

本日は小金井市立小金井第二中学校 橘川小夜 先生の司会で進行します。

まずは東京都美術教育研究会会長 江戸川区立春江中学校 横枕耕史 先生よりの挨拶です。

 本日はたくさん集まっていただきました。美術は各校で一人の教科です。私も教員の頃は他の先生の実践から学ぶ機会を持ちました。本日学んだことを各校に持ち帰り生徒に還元してください。

 また、全校配置ではない教科でもあります。ぜひ経験したことを、各地区にも還元してください。そのための都中美組織でもあります。本日は一日頑張ってください。

次に 副会長の西東京市立田無第二中学校 矢野尊久 校長より開会の言葉です。

コロナ禍で4年ぶりに2本立ての研修が開催できました。

 研修テーマは「なぜ、美術を学ぶのか」です。コロナとGIGAスクール対応で評価についてはしっかりと触れてこなかったのではないでしょうか。「令和の日本型学校教育(答申)」におけるウェルビーイング は美術と親和性が高いです。生徒のためにも本日はしっかりと学んでもらいたいです。

次に第3ブロック大会の案内を杉並区立松ノ木中学校 渋谷里美 校長先生からしていただきました 。

 第3ブロック大会を2月7日に実施します。私自身は教師経験で3つの地区にしか回っていません。だからこそ他の地区の実践を学ぶ機会は何より大切だと感じます。ぜひ第3ブロック大会に参加をお願いします。

最後に本研修の経緯について、杉並区立西宮中学校 猪口正和 先生が行いました(内容は後ほどアップします)。

 本研修は平成26年に行った墨田区での夏季研修大会を少しずつかたちを変え継続しています。生徒に身につけさせたい資質・能力が育成できているのか、作品を通して生徒の活動の様子をイメージしながら協議し授業改善につなげていきます。

 また午後の部で行う「ブロック大会授業発表者の指導案検討」は令和元年の第7ブロック大会に際してよりよい実践発表となるように検討したことが始まりです。

 今年度の第3ブロック大会のテーマ「なぜ、美術を学ぶのか」に照らし、より生徒の学びを深めるために皆さんと知恵を出し合っていきましょう。

 本研修での学びが子供たちの未来社会を切り開くための資質・能力の育成につながるようにと願っています。