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“私の色とカタチの物語”

【小中連携合同作品展 公開授業】
2009年2月20日(金)
≪7年A組 35名≫
授業者:品川区立立会小学校・図工 田中 明美

1.ねらい
体全体で感じ取ったことなどから自分の表したいことを見付け、表したい方法を選び、自分の思いを自分の形や色の物語として創造的に表現することを楽しみながら、表現の美しさや面白さに気付き感じ取る。

2.内容
技法から発想するのではなく、今日の出会いから、今の自分自身の心の感じを、絵の具や染料を使って自分色の形の重なりで、物語として紡いでいきながら表していく。

3.準備
教師側: 〈道具〉ローラー・刷毛・筆・絵の具皿 〈材料〉アクリル絵の具・たこ絵の具・ダンボール・白ボール紙・和紙

4.本時の学習活動の展開

時間

      ◆活動の流れ

●教師の働きかけ  ☆評価

5

 

 

 

 

45

 

 

 

 

 

10

 

場所・絵の具との出会い
◆この場所で絵の具と出会い、心の中で絵の具を広げてみよう。
・絵の具や使える道具を知る。
・紙を選ぼう。

◆好きな場所で、紙を広げ、思いに沿った絵の具を使う。

◆紙の上に自分の絵の具の痕跡を意識しながら線や形を表現する。

◆最初の線や形を意識し、そこにまた色を重ねていく。
自分の物語を紡ぐ
◆刷毛やローラー・自分の手も使って、これでいいというところまで表現する。

 

今の自分の色とカタチの物語
◆友だちの物語を鑑賞する。
◆今日の私の物語について話していく。


●本日の活動について伝える。

●自分で場所や材料・絵の具を選ぶように声を掛ける。
●いつもと違う場所に戸惑う生徒にきっかけとなるように声を掛ける。

●ドキッとした線を大事にしていくようにする。
☆自分の思いと表現を重ね、楽しんで表現している。(関・技)
●少し離れて見守ったり、声を掛けたり、一人一人の表現を大切にしていく。

☆自分の感じたことを絵の物語や色や形で表し、主題を生み出す。(構

☆全体と部分の関係を考え、創造的な構成を工夫している。(構・技・鑑)

●他の生徒の作品が鑑賞できるように促す。
☆自分や他の人の表現のよさや美しさに気付き感じ取っている。(鑑)