研修報告 H21.8.24(月) 記録・文責 都中美広報部 福島 淳子(稲城市立稲城第一中学校) |
「中学校美術科における日本の伝統文化の理解に向けて」A ねらい:新学習指導要領の重点として示された「日本の伝統文化への理解」に向けて工芸作品の鑑賞を通して教員各自の伝統文化への理解を深め、生徒への指導の充実を図る 日 時:平成21年8月24日(月) 13:00〜
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(1)実技ブース〜指輪制作 参考作品を見ながら、デザインを考え、鍛金の実技を研修しました。@模様付け(鍛)AやすりがけBペーパーがけC磨きD洗うE完成までの手順で、丁寧に教えていただき、自作の指輪をはめて帰る参加者の嬉しそうな顔が印象的な研修でした。 |
(2)実演ブース 銀の平らなプレートを芋鎚でたたいて形をつくっていく作業を見せていただきました。根気のいる作業でした。 |
(3)DVDブース 鍛金作品の紹介、鍛金の技術の紹介の映像をたっぷりと見ました。リズミカルに芋鎚でたたく音が心地よかったです。 |
☆授業に使えるアイディア例 「 銅や銀の小さな鍛金のプレートを硫化カリンや硫黄などで黒くして、芋鎚でたたく、模様がついたところをやすりで磨く、凹みがないところだけ光ります。穴をあけ、ひもなど通してペンダントや壁飾りとするのはいかがでしょうか。」 足立区立青井中学校 三浦悦子先生より |
金属という材料の美しさや職人の技に直接触れ、美しさを味わうことができ、工芸作品への理解がさらに深まる研修でした。東京銀器組合の皆様、ありがとうございました。 |