(2) 「グループワーク」作品研究を通して、鑑賞授業の可能性を検証する。
気に入った工芸作品について、グループで話し合いをしました。講師の今井氏から、グループで考えたことへの共感の言葉、作品についての情報をいただきながら、すすめ方の指示が出ました。
@第一印象を発表→A作品の特徴(観て得た要素・言葉)を付箋に書き出す→B言葉をカテゴリー(客観的印象と主観的印象)に分ける→C客観的な言葉と主観的な言葉を結びつけていく。
このように、グループワークすることで、「他者と話すことで、気づき、共感があり楽しい。」「自分一人では感じられないことを感じることができた。」「制作の現場に行ってみたくなった。」などの感想が話されました。工芸作品に対するとき、見たつもりになっていた自分に気づきました。もっと、考えたり想像したり感じたりして、さらにその印象がどこから来るのか(素材や技術や作者の考えなど)探ることが工芸作品の鑑賞のコツかと思いました。講師の今井陽子先生をはじめ学芸員の皆様、ガイドスタッフの皆様、作品を準備してくださったスタッフの皆様、ありがとうございました。 |