大会報告

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第39回 第2ブロック(新宿・目黒・世田谷・渋谷)世田谷大会

「生き方につながる美術教育」実践報告

令和4年12月2日(金)に行われた第39回東京都中学校美術教育研究大会第2ブロック(新宿・目黒・世田谷・渋谷)世田谷大会の実践報告と大会の様子をまとめました。

実践報告の詳細については各リンクよりダウンロードをお願いします。

第38回 第1ブロック 大田区大会

未来につながる美術教育
~豊かな社会を生み出す”創造力”~

大会当日の様子はこのページの最後に動画映像へのリンクがあります。

◇日時 令和4年1月14日(金)13時から

◇会場 大田区田園調布せせらぎ館

●全大会Ⅰ

1 開会の言葉

2 主催者挨拶 東京都中学校美術研究会会長挨拶

3 実行委員長挨拶 大田区区立田園中学校

4 来賓挨拶 大田区教育委員会教育長

5 基調提案 大田区立貝塚中学校

 新学習指導要領が改訂され、今年度から中学校が全面実施となりました。また教育課程全体を通し、育成を目指す資質・能力が3つの柱に基づいて再整理され、学習評価の観点については3観点に整理されました。美術科は、『「表現及び鑑賞」の活動を通して、「造形的な見方や考え方」を働かせ、「生活や社会の中の美術や美術文化と豊かに関わる資質・能力」を育成することがをより一層重視していくこと』を目指し、目標及び内容が改善されました。育成を目指す資質・能力は、「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力」「学びに向かう力、人間性」の3つの育成を目指していくことが求められています。美術教育は「想像力(imagination)」を働かせ、「創造力(Creative)」を養う教科です。新しい発想や表現で作品を生み出すことを行っています。また出来上がった作品だけを見るのではなく、「試行錯誤」というプロセスが大切であり、「試行錯誤」をすることが育つ教科でもあります。「創造力(Creative)」とは、社会や文化、人間を創り出す”力”です。美術の作品づくりを通して学ぶことは、その後の「豊かな社会・文化・人間」をつくりだすことにつながり、それは「希望ある未来につながるていく、という思いを込めてテーマ設定をしました。

●研究発表

実践1 授業者/品川区立品川学園

第1学年「箸置きから考える”食を楽しむ”デザイン

実際に給食の時間に使用し、美術作品と実生活のつながりを考え、見方考え方を広げます。

指導講評

実践女子大学特任教授

実践2 授業者/大田区立大森東中学校

第3学年「葛飾北斎 神奈川沖浪裏」の魅力について考える

授業ではグループ活動でお互いの個性や良さを感じながら多様性を認め、様々な価値観に気付く展開になるように工夫します。

指導講評

元全国造形教育連盟委員長

●全大会Ⅱ

1 講演「未来につながる美術教育~豊かな社会を生み出す”創造力”~

文部科学省 初等中等教育局教科調査官 平田 朝一氏

2 謝辞 東京都美術教育研究会

3 次回大会実行委員長挨拶 世田谷区砧南中学校

第39回第2ブロック世田谷大会は令和4年12月2日(金)に世田谷教育総合センターで開催予定

※今回の大会は新型コロナウイルスの感染防止のためZoomを使った大会の配信も同時に行いました。