少し雲が出てきましたが、外は焼け付くような暑さです。(作品保護による)空調管理の行き届いた館内では、先生方の熱いギャラリートークが始まりました。
研修報告
研修報告のカテゴリーです。
6⃣グループワーク①開始です
7つのグループがそれぞれの作品に向かい、まずはファシリテーターによる対話型鑑賞活動を受講生各自が体験します。約20分、作品の情報や気づいたことについて共有を行い、各自で対話型鑑賞を行う際のトークプランを作成します。できたグループはギャラリートークを実際にやってみます。
それぞれどの場所から見るのか。立ってみるのか、座ってみるのか。いろいろな作品の鑑賞方法にファシリテーターの働きかけによりチャレンジしています。
作品の近くに寄ってみたり、遠くから眺めてみたり、気づきのポイントがどこにあるのか。一人一人が作品と対話しています。
自分とは違う他者の考え方を自分のトークプランにどう落とし込むかを思案しています。
休館日に実施した研修ですので来場者はおりません。非常にゆったりとした距離感で鑑賞できています。
トークプランを練った後はお昼の休憩に入ります。
4⃣ギャラリートークに移る前にファシリテーターの紹介です。
集合場所でも確認はしましたが、改めて全体の場にてファシリテーターの紹介です。
A:東久留米市立東中学校 福田龍郎 先生
B:小金井市立小金井第二中学校 橘川小夜 先生
C:葛飾区立立石中学校 伊達彩恵 先生
D:杉並区立東原中学校 佐々木美緒 先生
E:国分寺市立第一中学校 小林奈央 先生
F:世田谷区立砧中学校 三浦悦子 先生
G:江戸川区立葛西中学校 馬場恵以実 先生
の以上7つのグループ(1グループ6、7名)に分かれて活動開始です。
2⃣全員揃っての入館からいよいよ研修の開始です
本研修担当の江戸川区立鹿骨中学校 平岡紀子 先生による司会で進行していきます。国立西洋美術館の教育普及担当 秋田美緒 様から、美術館の利用についての諸注意について説明がありました。
その後、東京都美術教育研究会会長 江戸川区立春江中学校 横枕耕史 校長よりあいさつが行われました。
本日はこういう機会を与えていただき国立西洋美術館の関係者の皆様方には感謝します。
集まった皆さんはファシリテーターとしてのスキルをきちんと身につけられるようにしてください。
指導と評価の一体化を考えたとき、我々実技教科の評価が寛大化されていると感じてました。作品をつくってるからよいではなく、どこの部分を評価するかを考えなければならないと感じました。
先生方には是非「13歳の眼差し」をもって研修に参加してほしい と思います。
つづいて西東京市立田無第二中学校 矢野尊久 校長より研修の意図と概要についての説明が行われました。
四年ぶりの開催に感謝します。 美術館と連携した鑑賞の研修はこれまでも何度も開催してきた過去があります。 オリンピックやコロナ禍による中止期間を経て世の中の動きが元に戻ってきました。
この国立西洋美術館にはたくさんの素晴らしい作品があります。漠然と見るのではなく、造形的な見方考え方をフル活用して、それら作品のよさをしっかり味わってください。
また今日のファシリテーターの先生方は土日返上で準備してきました。参加される先生方は自分以外の多種多様な考え方を共有し、ファシリテーション能力を身につけ、学んだことを子ども達に還元してもらいたいと思います。
帰り道、何気ない風景が違って見えるような研修にしてください。
1⃣令和5年度東京都中学校美術研修会 夏季研修1日目始まりました
集合時間の9時15分には30度をゆうに超える夏空の下、令和5年度東京都中学校美術研修会が始まりました。グループを確認して美術館に移動です。
令和5年度夏季研修会のご案内
美術館を活用した鑑賞教育研修
1 日程 7 月 31 日 (月)9時から16時45分まで 全日
2 会場 国立西洋美術館
3 内容
美術館の常設作品を活用した 、対話よる鑑賞を体験し、グループ協議を行い 、実際に対話による鑑賞プログラムを作成し、ファシリテーターを体験し合います 。
4 講師
国立西洋美術館学芸課主任研究員
酒井 敦子氏
世田谷区立砧南中学校校長
松永 かおり先生
5 その他
・ 美術館を一日 貸切で行いますので 、終日参加が条件となります。
・ 申し込みは先着順 、 定員42名となります。
・ 7 月初旬に受講確認書を送付します。
6 申し込み
美術館を活用した鑑賞教育研修はこちらのQRコードを読み取ってお申込みください。
作品持ち寄り研修
1 日程 8月4日(金)9時から16時45分まで 全日
2 会場 杉並区立泉南中学校
3 内容
生徒作品を持ち寄って「 学習指導要領と三観点での評価」の視点で行う協議・発表と講演 。
ブロック大会テーマ「 なぜ美術を学ぶのか 」と関連した指導案検討 。
4 講師
文化庁参事官芸術文化担当付教科調査官
文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官
国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官
平 田 朝 一 先生
5 持ち物
・「 生徒作品 制作中も可 」及び 題材のねらい等が分かる説明用紙
・ 作品が用意できない場合は写真 や「 ワーク シート 」「略案 」
・ 7 月初旬に受講確認書を送付します。
6 申し込み
作品持ち寄り研修の申し込みファームはこちらのQRコードからお願いします。
第 2ブロック(新宿・目黒・世田谷・渋谷) 世田谷 大会研究発表動画
令和4年度 都中美夏季研修会
■日 時 令和4年8月8日(月)9:00~16:45
■会 場 世田谷区立砧南中学校
■テーマ
生徒作品を持ち寄って「学習指導要領と三観点での評価」の視点で行う協議・発表と講演
■会次第
【開会】9:20~
【午前の部】9:40~
・グループワーク①(生徒作品・実践事例紹介 協議)
・情報交換・交流会(他グループの実践を鑑賞等)
・情報共有(今後の授業改善に活かしたい、印象に残った実践等)
【午後の部】13:00~
・グループワーク②(第2ブロック大会指導案の検討 協議)
・発表
【講演】14:45~
【閉会】16:15~
令和元年 夏季研修会1日目
平成30年度 夏季研修会2日目
平成30年度 夏季研修
2日目
「 育てたい美術の力 」~みつめる つくりだす つながる~
研修のねらい:育てたい資質・能力を明確にし、実現のための手立てを共に考えることで、一人一人の授業力アップを図る。
期日:平成30年8月10日(金) 9:00~16:30
場所:葛飾区立大道中学校
本研修会は、今回で6回目となる、参加者が作品を持ち寄って「授業を通して身に付けさせたい力」について考え、授業力を向上させようとするものです。連日猛暑の続く中、約40名の方に参加していただきました。